いいこになる法則

自分に子どもができたら、優しい子に育ってほしいと思ってた。気を遣えて、他人を思いやれる、優しい子に。でも、優しい人って不幸だ。出だしが間違えて進んで行ったら、合わない歯車がいつまでも動き続ける。そうしなければいいのに、って思うことは少なくてそうするしかなかったことなのに上手くいかない。選択肢はいくつもあって一つ選べって言われて選べなくて選択肢を作り出すことだって優しい人にもある。自分のこと大切にできるときもあるけどきっと他の人と比べたら少ないほうだ。悲しくてつらいっていう言葉がしっくりくるときが多いほうの人たちだ。

坂元裕二脚本のドラマを見ていると、そのことをよく考える。そのドラマに出てくる人はみんは優しい人で不幸なことがあって悪い人になってしまう。登場人物はナイフの刃の方を手に持って歩き続けているような人たちだと思う。ずっと握ってて血だらけになる心に見てるこっちが悲しくなる。

自分でいうのもなんだけど、わたしは優しい人だ。よく言われる。優しくて平凡で不幸はそんなに起きないけど良いことも起きない。自分で優しい自分が嫌になるときもある。そういうときにそのドラマを見ると救われた気になる。こうやって生きててもまあいいかなって思える。結局優しい人たちが集まって歯車はそのまま回っていく。それでもいい。このままでいよう、優しいままでいよう。

anoneが終わってさみしいしまた自分のこと嫌いになるかもしれないけどこれを読んで元気を出そう。

 

坂元裕二脚本のドラマに出て来た思い出した言葉

正論って人を傷つけるんだよ

セーラームーンの緑の話

多数決をしたら少ない方で、つぎも多数決したらまた少ない方になると思います、それでもぼくはそっちにいます

ずっと誰かに話したかった

 

君がバクになって悪い夢を食べてくれたから、君は夢に出てこないね

しない後悔よりする後悔。今日わたしはする後悔をした。その分傷ついた。またやっちゃった、っていう後悔。した分だけぐさぐさ刺さる。しない後悔だったら傷つかなかったと思う。外に出なかったら転んで血が出ることもなかったみたいな感じ。どっちがよかったかなんてやっぱり決められない。
ちょっと大変なことくらいだったら彼と長く一緒にいられるほうを選ぶ人間だから、どっちでもいいよと言われると悩んでしまう。悩んでる理由はもっと一緒にいたいから、抱きしめてほしいからと自分のしたいことが出てきてしまう。こっちの方が長く一緒にいられるの。そう言われた選択肢を選ばないような彼氏じゃないからわたしの気持ちを優先して行動してくれることがほとんどだ。今日は抱きしめてほしいかったから遠回りをして駅で別れた。
今日した、する後悔。
抱きしめてほしかったって名残惜しくばいばいできる彼女のほうが可愛げがあっていいのだろう。またやっちゃった、なんて可愛くない。
いつも欲しがって欲しがって犬みたいに吠えてるだけで静かにしているだけの幸せを知らない子どもだ。わたしからいかなくても平気よって余裕を持って生きていけるようになるには何万年もかかる気がする。何万年後にはお互い消えちゃうのに。

わたしたち違う人間になりたかった

あの歌は好きだけどわたしはいつもこれとは真逆のことを思う。同じだったら、同じ人間だったらうまくいくのに、言葉にできないことも少しは通じてごめんねの回数も少なくなったのかなって。それでもあの歌が好きなのはきっとそっちの方がいいのかもしれないってなんとなく感じるから。違う人間のままでいいのかもしれない。このままでごめんね、このままでありがとう。

 

ごめんね/ふくろうず

どきどきして嫌いになった

好きなところは爪の形、長くて上を向いた睫毛、大きな目。嫌いなところは子どもっぽいところ、すぐ怒るところ、太ってるところ、すぐ泣くところ、何でもすぐに言ってしまうところ、うまく話せないこと。

小さい子みたいだね、と言われることが多くなった。小さい子みたいな良い感性を持っているだけならいいけど、悪いところばかりあって、みんないつの間にか成長していて、わたしは今まで何もしてこなかったから成長しなかった気がして、頑張って生きてるけどそんなこと声を大にして言っても誰にも届かない、届かないってやっとわかった。

はっきりとは言えないけど心の中で彼氏とうまくいってない気持ちがあってそれはきっかけがあったから。わたしの嫌なところを初めて言われた。それで落ち込んでるのもあるしこれからは気をつけようって前向きな気持ちもある。嫌なところは前のことだった、あのときすごく大丈夫だよって言ってくれたのに。さっきのわたしの行動ももしかしたら嫌だったのかもしれない、あんなに笑ってたのもほんとは違ったのかもしれない、嘘もほんともないんだよ、と教えてくれたのは彼氏だけどどっちもちゃんとあるよね、どれがほんとかわからない、そう探っていかないといけないのもどんどん心が死んでいく、会いたくないと思った。

傷ついた分誰かを傷つけたくなるような悪い子だから、嘘もほんとも信じられない子だからみんなの前からふらっと消えちゃいたい。

死ぬんじゃなくて消えてみたら?

アズミ・ハルコは行方不明を見たら、そんなことを言ってた。今日はふらふらしたい気分だ。学校に行きたくない。

まぶたのうら、眩しい

首を左に傾けたとき違和感がして、試しに右に傾けてみたらしっくりきた。知らない間にいつも右に傾けてたんだ。なんだろう。目をつぶって首を右に傾けてみたらいつもその体勢で寝てることを思い出した。

 

あともう一つ思い出したのはあなたでした。あなたの広い肩と硬い髪とあなたのにおいがする首元。

 

彼の右耳には水が溜まっていて聞こえづらくなっている。だからわたしは彼の左隣にいつも座っていて、そのせいで自然に右に向くことがなったのかもしれない。

自然に。自然になるくらい、身体が右に傾くことに慣れるくらい、彼と一緒にいるんだ。そのことを身体が覚えているのは恥ずかしいような、うれしいような、やっぱり幸せって感じがして忘れないように書き出した。

歪んじゃうといけないからたまに左に傾けておかなきゃね。

 

 

夢の中も痛みはあるんだよ

テレビで女性芸能人が旦那との不安を口にしてるのを見て、わたしなら可愛いと愛してるを言われたらうれしくなるのにって呟いたら母さんにだからみんなにちょろいって言われるんだよって笑われた。にやけちゃうくらいうれしいし不安も一気に飛んでいくのはわたしだけなのかな。

三日間熱が下がらなくてでもやらなきゃいけないレポートがたくさんあって、朝起きて熱を測って38℃の数字を見るたびなんでちゃんと頑張ってるのにこんな目にあわなきゃいけないんだろうって悲しくなってた。今日も悲しくて慰めてもらいたくて寝る前に彼氏に電話したらうまく今の気持ちを言えなかった。頑張ってるねって女子特有の共感してほしいやつだったけど明日には良くなってるよとか早く寝たら良くなるよとか解決策を言われた。噛み合わないな、こうやってだめになっていくのかな、それはさみしいけどしかたないことなのかもしれない。勝手に不安になって電話をやめたあと寝ようとしたら大好きだよのラインが来た。それだけで一気に不安が溶けて少しだけ泣いた。大好きだよに泣けるなんてやっぱりちょろいのかもしれない。もし別れたらこのことを思い出してみよ。どんなふうに感じるのかな。

 

きみもわたしもいちばん

疲れて泣いてるわたしの頭を優しく撫でながら慰めてくれた。どうしたのを何十回も繰り返し聞いてわたしの返事を待ってくれたけど疲れたしか言えなかった。

疲れたってことは頑張ったってことだよ

自然にそう言える彼氏と付き合って5ヶ月経つ。喧嘩もしてキスもエッチも数えられないくらいしてお互いの誕生日の約束も記念日も一緒にいる気がしてて結婚したらっていう愛の囁きみたいに甘くて切なくなる言葉をいくつも交わした。恋人らしいことを重ねるたびどんどん独占欲が強くなって自分が嫌になることはまだたまにある。もうこんなに自分が嫌になるなら別れたいって何回か思ったけどそれはないものねだりで彼氏がいなくなったら寂しいってまたふらふらして自分のことを嫌いになりそうだ。あと自己嫌悪を彼氏のせいにしないように気をつけよ。

頭の中で大森靖子のハンドメイドホームがずっと流れてる。わたしの疲れた理由。うまく説明できないけどここには書くね。あんまり話さない人と一緒になって疲れたよ、周りに合わせることしかできない自分は嫌でどうかしそうって感じ、でも毎日は手作りだよね、わたしはちゃんと生きててわたしが作ってる毎日があるから寂しくならなくていいよね、彼氏のこと振り返らなくてもちゃんと今愛されてるよね、

こんなこと言えないけど元気ないだけで大切にしてくれる彼氏をわたしもちゃんと今日抱きしめてくる。

輝いて消えたあと迎えにきて

気分が良くなるとお腹はいっぱいなのに炭酸水が飲みたくなって、最寄りの駅でたくさんの人と一緒に改札口を出て自販機でポチッと押して買う。昨日はレモンスカッシュ。炭酸は強いほうが好き。がつんとくるから、刺激的だから、忙しいけどわたしの毎日は現実から3ミリくらい離れててふわふわしてるから、ちゃんと生きてるか分からなくなるから、小さな泡を体に入れて喉を通る音を確認したくなる。

ほんともうそもなくてそのとき出てきた言葉や気持ちが本意じゃなくてもそれはわたしとして発信されていくから後悔してもしょうがない。あると思ってたのになかったときみたいな、虚しさを感じる必要もないのかもしれない。

でも毎日のラインもバイト先の人とのごはんもあんまり楽しくなくて、早く帰りたいって思うわたしは世界で何番目にクズなんだろうって考えながら笑ってた。どんどん自分の心が荒んでいく。彼氏といるときは癒しで平日は毎日そばにいてくれるのにそれ以上に浸食してくるものがある。死んじゃいたいも自傷したいもどうしてまた思っちゃったんだろう。ふわふわ浮いてる目の前のことがほんとみたいに自分でも認識していって頭と心はちぐはぐになっていくから?わたしはここにいるって手を振りたいけど気付いてくれる人たちになかなか会えないせいでずっとちぐはぐのままだ。

こういうときに彼氏に抱きしめてもらうとちゃんと一つになってる気がしてきて、心の中にいるわたしがわたしを抱きしめるような感覚が生まれてきて涙が出る。今日もあとで抱きしめてもらおう。ごめんね。