ちゃんと見てて、さよなら

わたしの寂しさはどこまで続くんだろう。彼氏がいても、他の人と寝ても、元彼と電話しても埋まらなかった。寂しさが体中を巡って飽和して涙が出てくる。ああ、わたし愛されたかった。

男ばかり出てくるあの子のSNSもナンパされちゃうのって言うあの子も痴漢されたことない人っているの?って笑うあの子も気持ち悪いけどわたしだって男にとらわれてばかりで判断基準にしてしまう。こんなとこから生まれるのは寂しさというほど綺麗なものじゃない。悪口と自分のこと嫌いだった思うこと。

わたしのことが好きで好きでたまらないっていうエネルギー、泣かせてくる他の男なんか殴ってやるっていうエネルギーがあればわたしの寂しさはやっと全部出し切るんだ。考えるだけで涙が出そうになる。わたしを馬鹿にしたやつのこと殴ってほしかった、寂しさを埋めるために馬鹿なことばかりするわたしを大丈夫って抱きしめてほしかった。