やっぱりちょっと嫌いかも

2年前教師になりたい一心で大学受験を諦めずに頑張ったのに今のわたしは授業が面白くないからと教職課程をやめた。2年前っていうと20年しか生きてないなかでは大きいような小さいような。わたしにとっては最近だった。だから2年でこんな変わるんだと驚いたし、人間こんなもんでいいんだと答えを出してしまった。そのくらいこの2年、いろいろあった。大学入ってからできた女友達にはほとんど裏切られて、共学ではどんなふうに立ち振る舞わなきゃいけないか知った。変わらないのは彼氏くらいで、これからもずっと一緒にいたいし結婚もしたい。でも、あんなに教師になりたがっていた自分がいまじゃなりたくないと思うから、今の彼氏のこともいつかはもういいって思う瞬間が来るんだと思う。

自分でこうやって何か諦めたような、今のうちだけだよっていう一言がついてくるようになってきたのは良いことなのかよくわからない。いつだってずっと同じものを大切にしてうまくいかないと自分のせいにしてきた。大人にそう言われてるのだって一番嫌ってたのにその一言で今はちょっと安心する。

履けられなくなった靴が捨てられないみたいな人間関係しかできなかった自分をやめられそうな気がする。